

金の糸美容術は、古代エジプトで行われていたと言われ、実際にミイラの体から多量の金の糸が見つかっています。そして最近はあのクレオパトにもが施術されていたと言われています。金の糸療法、別名、ゴールデンリフティングとして注目され始めたのは2000年に入ってからです。人の皮膚は一番表面の表皮、その下の真皮、深部の筋肉や脂肪層に分かれています。金の糸は真皮層や皮下層に埋め込む事によって驚くような美容効果を引き出します。特に皮膚のアンチエイジングに優れています。金の糸専用ニードルの改良も進み超極細の物で対応できるようになり、ダウンタイムも少なくて済むようになりました。また、顔だけでなくネックラインやボディにも対応可能です。金の糸は、また、術後のリスクや合併症、制限事項が圧倒的に少ないのが特徴です。
金の糸は24金99.99%の純度の高い物を使用します。ご存知の事と思いますが金は錆びないのす。錆びると言う事は「酸化」するという意味です。この「錆びない」金属を糸状に加工し人体に埋め込むと金の糸の周りに単核組織球の集合体ができ、繊維芽細胞が増殖しコラーゲンやエラスチンが増えし皮膚が活性化します。昔から金箔を食すると健康に良いと伝えられているのを聞いた事があると思います。また、金箔入りの化粧品も多く出回っています。しかし食事や化粧品だと殆どが体内に取り込まれにくく多くは排泄されてしまいます。金の効果を充分に発揮させるには金を一定の位置にとどまらせておくのが理想だと考えます。また、金属の中でも金が選ばれるのは、金は他の金属よりも柔らかく柔軟性と耐久性に富み金1gを糸状にすると3000m,金箔にすると4900平方センチメートルにもなり、加工するのに適しているからです。金の糸の実物は大変ソフトで髪の毛程の細さで0,07〜0,1ミリ程度です。更に体内に埋め込んだ場合、多核巨細胞などのアレルギーを生じる細胞は認められないので美容医療の世界で多く使用されています。
術後は、軽い内出血と軽度の腫れ、針穴が発赤などはあります。通糸部のリフト部の波打ちや左右非対称、ツレ等が生じないとは言い切れませんが、その場合でも3〜6ヶ月までの消退するものです。 術直後の腫れは元々強くありませんが、2〜3日で大分引きます。 内出血はあまりありませんが、万一出現した際は、消失に2週間くらい要します。コンシーラー等で隠す必要もあります。 肉眼で見て分るような傷は残りません。針で金の糸を通すだけですから、皮膚のダメージは極めて軽いのです。 施術後のケア 顔のマッサージやタッピングは、約1ヶ月は控えて下さい。 施術後、48時間までは、よく冷やす方が、腫れが最小限で腫れが済みます。 シャワーであれば手術翌日から構いません。但しぬるま湯までです。熱いお湯を浴びたり、浴槽に入るのは1週間控えましょう。 お化粧は当日より可能ですが、その場合、針穴に化粧の顔料が入らないように、肌色のテープを貼ることはあります。
金の糸を埋め込む事により皮膚の中でコラーゲンやエラスチンを産み出す母細胞が活性化し肌に自然なツヤや張りが産まれます。金は元素周期表で見ると第6周期11ブロックに属し元素記号はAuです。遷移元素であり原子量196,966569、金属は自由電子のレベルで考えると安定性が良いものですが金に関しても言えることです。金のような鉱物は何千年もの間、地下で分離と濃縮を繰り返し熟成されます。黄金と呼ばれるように金の電子は5600オングストローム以下の電磁波を吸収しそれ以上のものを反射し、独特の輝きを発します。その輝きは太古の昔から人類を魅了し続けて来ました。その金が我々人類の美容に役立つなればおおいに活用すべきだと考えます。
現在の医療で使用する糸は特殊な高純度(純度99.99)純金の糸を用いなければならないとされ、純度が低いものを使用した場合は、アレルギー反応や意外なトラブルに見舞われることがあると言われています。世界中で見ますと価格競争の弊害で純度の低い金の糸が販売されているのも事実です。 完全に皮膚を切り取るフィスリフトに比べ劇的な変化は望めません。金の糸の効果は除々に現れて来るのでご本人にしか変化は分からない場合もあります。しかしながら肌の調子が格段に良くなるので「ナチュラルなアンチエイジング」と言えるでしょう。この手術を受けた場合の難点はレントゲンに写る、超音波美顔器やある種のレーザーは受けられなくなることです。 また後で埋入された金の糸を抜くことは不可能ではありませんが困難です。